海岸でカニを採集
海岸はカニの絶好の採集の場でもあります。特に潮だまりは絶好の採集場所として知られていますね。
海岸で潮の満ち引きの影響を受けるところを潮間帯というのですが、満潮のときは海水に浸されます。干潮のときは地肌を露出して空気にさらされる地帯になります。
岩浜海岸で潮が引き始めると、あちこちに潮だまりが出来たりしますね。この潮だまりには、イワガニやワタリガニ、オウギガニなど、たくさんのカニがいます。岩の割れ目や石の下、海藻の中などを住みかしているので、これらの障害物をどけてみれば、たくさんのカニを採集することができるでしょう。
しかし、石の下にいるカニは非常に逃げ足が早いです。石をどかす時はスピード勝負。あやかじめ捕まえる体勢を整えてから、石をどかすようにしましょう。
また、潮だまりでカニの採集をする時は、以下のような道具があると便利です。
カニ釣り用の竿を仕掛け
竿の先に細い紐をつけて、その先にイカや魚の切り身など、えさとなるものをくくりつけます。これをカニの側に垂らすとカニが近寄ってくるので、少しずつ竿を引き寄せて、素早く手で捕らえます。えさを食べている時に、ひもをカニの足に絡ませる方法も良いでしょう。
太い針金
岩の割れ目などに住んでいるカニを捕まえるときに、太い針金を使います。太い針金の先っちょをちょっと内側に曲げて、静かに穴に入れてカニを引き出します。
針金数本(押さえ込み用具)
棒の先に十部な針金を3〜5本差し込んだ用具を作り、これでカニを押さえ込む方法です。熊手のような道具でカニを羽交い絞めにするイメージですね。カニは人間の手は恐れますが、先の細いものはこわがらないという習性があります。この道具は海藻かゴミのように見えているのかどうかわかりませんが、意外と有効な方法ですね。
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